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初心者におすすめの車カスタム!知っておくべき注意点も解説

初心者 車 カスタム

個性的な車に仕上げるためのカスタムに憧れを持つドライバーは多いはずです。しかし「カスタムしたせいで車を壊したらどうしよう」「車に詳しくない自分にもできるカスタムって何だろう」といった悩みを抱えている方も、また同じように多いのではないでしょうか。

そこで今回は、初心者におすすめの車カスタムを6つに厳選してご紹介します。車検を通すために守るべき「保安基準」や、カスタムする前に知っておくべき注意点も詳しくまとめました。

初めてのカスタムにチャレンジするという前に、まずはこの記事を読んでみてくださいね。

車のカスタムとは

車のカスタムとは、車の内装や外装を自分好みにアレンジすることです。不正改造を避け、車検に通る範囲内に収める必要はありますが、さまざまなパーツを使ってカスタムすることで理想的な車を完成させられます。

この記事では初心者でも簡単にトライできるカスタムをご紹介しますが、より細かい内容は【カスタムカーとは?カスタムの具体的な内容や依頼先・パーツの購入先を紹介】で詳しく解説しています。

上級テクニックも知りたいという方は、こちらの記事もぜひチェックしてみてくださいね。

車をカスタムする前に!初心者が知っておきたい3つのこと

車をカスタムする前に知っておくべきことが3つあります。

カスタムした車で安全に公道を走るため、そして後々になって困らないようにするために大切なことばかりなので、必ず確認しておきましょう。

1:不正改造にならないよう注意する

もっとも警戒すべきなのは、不正改造にあたらないカスタムに抑えることです。

車検に通らなければ公道を走れないので、いくらかっこよくカスタムできても意味がありません。詳しくは本記事内の【車をカスタムする際に確認したい「保安基準」】で解説しています。

2:カスタムした部品はとっておく

カスタムによって取り外した部品は、もう2度と使わないと思ったとしても、廃棄せず保管しておきましょう。

将来的に中古車として売却する場合、カスタムしたパーツよりも純正品のほうが高く評価される可能性が高いためです。車の価値を崩さぬように保管することをおすすめします。

3:慣れるまで高額なパーツを使ったカスタムは避ける

カスタムは初心者にとって難しく、購入したパーツを傷付けたり、思うように交換できずに挫折したりする場合があります。

こういった場合、パーツを無駄にしてしまうリスクがあるので、慣れるまではあまり高額なパーツを購入しないようにしましょう。

車をカスタムする際に確認したい「保安基準」

車をカスタムする場合、「保安基準」に適合しなければ車検に通りません。また、保安基準に適合していても入庫を断られる可能性があるため、カスタムの範囲には注意が必要です。

サイズ

車検証に記載された数値を基準に、以下の内容に収める必要があります。

全長 ±3cm
全幅 ±2cn
車両重量 軽自動車・小型車 ±50kg
普通車 ±100kg

これをオーバーすると保安基準不適合となるため、注意しましょう。

ライト(灯火類)

ライトは、ほぼすべての部品に細かな規定があります。とくに重要なポイントをピックアップしてお伝えしましょう。

ハイビーム
  • 前方100m先の障害物を確認できること
  • 最高高度は22万5,000カンデラ以下であること
  • 白または淡黄色であること
  • ロービーム
  • 前方40m先の障害物を確認できること
  • 個数は2個であること
  • ナンバー灯
  • 夜間に後方20mから数字を確認できること
  • 白色であること
  • ブレーキランプ
  • 昼間に後方100mから点灯を確認できること
  • 光源は15W以上60W以下、照明部の大きさが20cm以上であること
  • 赤色であること
  • そのほかのランプに関する基準は、道路運送車両の保安基準からご確認ください。

    タイヤ・ホイール

    タイヤ・ホイールに関する保安基準は以下のとおりです。

    【タイヤ・ホイールに関する保安基準】

    • 回転部分がフェンダーから外側に飛び出していないこと
    • リムガードに限っては突出量が10mm未満であること

    ホイール部分に関しては、リムなどが少しでも飛び出すと適合外となるため注意しましょう。

    窓ガラス

    フロントガラスには、車検標章などのステッカー以外を貼り付けたり、装飾板を設置したりすることは認められていません。

    また、再度ウィンドウに着色フィルムを使用する場合は、可視光線透過率が70%以上でなければ保安基準に適合しないため、要注意です。

    マフラー

    マフラーに関しては、「JASMA認定品」や「対応品」であることに加えて、以下の条件を満たさなければなりません。

    近接排気騒音 普通車は96db、軽自動車は97db以下が目安
    マフラーの形状 地上高9cm以上かつフロアラインから10mm以上突出しないこと

    マフラーの音を下げるサイレンサーも販売されていますが、サイレンサーを取り付けていたとしても、近接排気騒音が基準を上回る場合は不適合となるため注意が必要です。

    重要な5項目について解説しましたが、より詳しい保安基準について知りたい方は「道路運送車両の保安基準」から確認してください。

    初心者におすすめのカスタム6選

    上記の注意点を確認したら、実際にカスタムにチャレンジしてみましょう。

    初心者の方でも簡単にできるカスタムを6つご紹介するので、変更したいポイントを見つけてみてくださいね。

    1:タイヤ・ホイール交換

    タイヤとホイールを交換すると、横から見たときの外観が大きく変化します。インチアップされたものに交換することで、純正品では出せない個性的な車に仕上がるでしょう。

    純正品はシンプルな見た目のものが多いので、個性を発揮したいという場合は、まずここから手を加えてみてはいかがでしょうか。

    2:LEDの設置

    保安基準に適合する内容であれば、車内灯も自由に変更できます。部屋の電球を交換するのと同じ感覚でカスタムできるので、とても簡単ですよ。

    LED仕様に変更すれば手元や足元が明るくなるうえ、色調を変更することで車内の雰囲気はガラっと変わります。

    3:オーディオカスタム

    音質にこだわりたいという方は、純正品のオーディオから高品質なオーディオに乗せ換えましょう。

    車内をオーディオルームのように改装したり、モニターを追加してカーシアターにしたりといったカスタムを楽しんでいる人もいます。

    4:ペダルカバー装着

    アクセルやブレーキに取り付けるだけでドレスアップができる「ペダルカバー」も販売されています。見た目を変えられるだけでなく、滑り止めとしての役割も果たすので、運転時の操作性も上がりますよ。

    5:シートの張替え

    純正品のシートの座り心地や見た目にピンと来なければ、思い切ってシート変更にチャレンジしましょう。ふわふわした革製の分厚いシートからスポーツ性能に長けたシートまで、好みのシートに交換できます。

    6:フロアマットを敷く

    もっとも簡単な内装アレンジがフロアマットの交換です。さまざまな素材やカラーのフロアマットが販売されています。車に合ったフロアマットを選ぶことで、世界観が一変するでしょう。

    その日の気分や車の使い道に合わせて交換できるように、いくつかの種類をストックしておくこともおすすめです。

    まとめ

    車のカスタムとは、車の内装や外装を自分好みにアレンジすることを指します。初心者には難しい作業と思われがちですが、この記事でご紹介している6つの項目なら初心者でも簡単にカスタムできます。

    ただし、保安基準に適合する内容に抑える必要があることには注意しましょう。カスタムの方法や完成後の雰囲気を想像できないという場合は、カスタム済みのカスタムカーやコンプリートカーの購入がおすすめです。

    「グローバルネット」で販売しているカスタムカーは、すべて保安基準を満たしているので、車検に引っ掛かることもなくカスタムカーを楽しめます。

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