個性的な車に改造するために、車のカスタムに興味をお持ちの方は多いでしょう。しかし、具体的にどのようなカスタムができるのかはあまり知られていません。
今回は、車のカスタムの種類に加えて、車をカスタムする際の注意点も詳しくご紹介します。
車のカスタムとは
車のカスタムとは、購入した自動車の外装や内装を自分好みに改造することです。方法としては、自分でカスタムする方法と、専門店に依頼する方法があります。カスタムに関する詳細は【カスタムカーとは?カスタムの具体的な内容や、依頼先・パーツの購入先を紹介】でも詳しく解説していますよ。
車のカスタムにはどんな種類がある?
車のカスタムは、スポーツ性能の向上からレトロな改造、そして痛車までさまざまな種類があります。各タイプの特徴を詳しく解説しましょう。
JDM・スポーツ系(レース・ドリフト)
日本風のスポーツタイプという意味を持つ言葉が「JDM」です。大きくレース仕様とドリフト仕様の2種類にわけられ、以下のようなカスタムができます。
レース仕様 |
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ドリフト仕様 |
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ラグジュアリー系(VIP・DUB)
セダンをローダウンさせたり、オーディオやイルミネーションを豪華な仕様に変更したりするものが「VIP」です。また、20インチ以上の大径ホイールへの変更が主なカスタムは「DUB」と呼ばれます。
USDM(ヘラフラ・スタンス)
JDMのアメリカ版と考えるとよいでしょう。さらにVIP風にアレンジを加えたものが「ヘラフラ」、USDMをヨーロッパ風にアレンジしたものが「スタンス」と呼ばれます。
ローライダー
シボレーやキャデラック セビルのような、古いアメ車をカスタムしたものが「ローライダー」です。ハイドロサスペンションを装着させることで車を跳ねさせたり、キャンディペイントを採用したりするパターンが目立ちます。
アウトドア系(クロスカントリー・ハイリフト)
極端なほどに車高を高くするカスタムを取り入れたものが「アウトドア系」です。
外装パーツは、小石や砂が舞った際にボディを保護するものを中心に選ぶことが基本で、オフロードの走行性能を高められます。
レトロ系
1960年代よりも前の世代を現代に再現するためのカスタムです。最近では、メーカーによるレトロテイストの新車販売が少なくなったことから、カスタムにより熱い注目が注がれています。
オーディオ系
高音質なオーディオを多数装備するカスタムです。車内で過ごす際に質の高い音楽を聴きたいという人だけでなく、オーディオルームとして自動車を活用しようという考えの人もいます。大画面モニターを併用し、カーシアターとして改造してもよいでしょう。
痛車
アニメやゲームなどのキャラクターをラッピングした「痛車」も、一時期のブームを超えて文化のひとつとして取り扱われています。近年では、スーパーGT GT300に「グッドスマイル 初音ミク AMG」が参戦したことも話題になりました。
その他(バニング・東久留米・族車など)
ミニバンなどをアニメに登場するような外観に変化させる「バニング」、セダンの車高を極端に下げる「東久留米」などもあります。
「族車」の多くは不正改造車です。ナンバープレートを取り外したり、屋根を無理やり切り取ってオープンカーにしたりなど、不正なカスタムが多い車なので安易に手を出さないようにしましょう。
車をカスタムする際に、知っておきたい2つの注意点
車をカスタムする際は、以下の2点に注意しましょう。公道を走れなくなったり、売却時に苦労したりする可能性がある点を頭に入れておく必要があります。
1:不正改造にならないカスタムにとどめる
カスタムの内容が「保安基準」を満たしていない場合、車検は通らず、公道を走れなくなります。どんな改造に注意すべきなのかは【カスタムカー(改造車)は車検に通る?確認すべき6つのポイントと注意点】で解説しているので、こちらをご参照ください。
2:フルノーマル車より売りにくいことを理解しておく
フルノーマル車やメーカー等がカスタムしたコンプリートカーは、中古車市場でも高い需要があります。
一方、あとから改造したカスタムカーの場合、個人の趣味趣向が色濃く反映されるため、万人受けしません。そのため、中古車として売りにくくなることを理解しておきましょう。
まとめ
車のカスタムとは、自動車の外装や内装を自分好みにアレンジすることです。スポーツ系からレトロ系、痛車まであらゆるカスタムができるので、自分の趣味・好みに合った特別な車が欲しいという方におすすめできます。
「グローバルネット」では、国産車を中心にリセールバリューの高い人気車を取りそろえています。修復歴のある車(事故車)等は一切取り扱わず、カスタムカーは車検に通る内容のものだけを販売しておりますので、気になる車種が見つかった場合はぜひお問い合わせください。